特許情報や機械翻訳を活用した、便利なツールの紹介です。特許文献を分析する上で作業効率向上を支援するツールなどを提供しています。

また、各種特許情報をもとに知財統計データの可視化も行っています。

特許ライティングマニュアル

一般財団法人日本特許情報機構(Japio)は、2007年から、知的財産、特許翻訳、情報工学等の専門家の皆様のご協力のもとで、「産業日本語」の研究・普及活動を行っております。その活動の中で、「言い換えルール」の抽出を行いました。この言い換えルールを一般にも親しみやすく理解しやすいものとなるよう、「特許ライティングマニュアル(第2版)」として発行しています。

この特許ライティングマニュアルは、人による特許明細書作成実務をガイドし、コンピュータによる特許ライティング支援機能を実現する基礎となるものです。本書をご活用いただくことにより、特許明細書をはじめとする産業・技術文書の作成実務の一助となれば幸いです。

クレーム分析支援ツール(またたび)

特許文献のクレームの構造・ポイント・差分を「見える化」することで、分析作業を効率化するツールです。ご利用については、利用規約をお読みいただき、ご同意のうえご利用ください。

主な機能については以下をご覧ください。

クレーム分説支援ツール(ネコ缶)

長文のクレームを構成要素単位に分割し、指定された名詞句をハイライトすることでクレームの読解を支援するツールです。利用については、利用規約をお読みいただき、ご同意のうえご利用ください。

主な機能については以下をご覧ください。

改行削除支援ツール(かつおぶし)

ヘッダーや不要な改行が付与されている拒絶理由通知書をはじめとする通知書類から自動的に改行などを削除することにより、書類に書かれているテキストの再利用を支援するツールです。ご利用については、利用規約をお読みいただき、ご同意のうえご利用ください。

主な機能については以下をご覧ください。

統計情報

右脳でわかる知財統計情報

世界の知財統計情報を直感的に理解できるようアニメーション化しました。動的にグラフ化することで、各国の知財の動向が一目で分かります。

※三極パテントファミリー件数は、国の技術力を示す指標として使用されています。

社会課題の観点から見た開放特許

開放特許情報データベースに掲載されている特許技術をJapioのAIモデルにより解析することで、SDGsや脱炭素といった社会課題の観点から同データベースを分析しました。

同データベースに登録された特許情報がどのような社会課題に貢献し得るのかを俯瞰することができます。